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容姿は『緋色の研究』で詳しく描かれている。体格は痩身で身長は少なくとも6フィート(180センチメートル)以上、鷲鼻で角張った顎が目立つ。作者のドイル自身はとがった鼻のインディアンのような風貌を想像していたという[1]。
性格は極めて冷静沈着。行動力に富み、いざ現場に行けば地面を這ってでも事件の一端を逃すまいと血気盛んになる活動家。反対に兄のマイクロフト・ホームズはシャーロックよりも鋭敏な頭脳を持つが捜査に興味がないために探偵にはならなかった(『ギリシャ語通訳』)。マイクロフト・ホームズは、政府国家の中枢に関わる仕事をしているようだが、具体的な地位等は明記されていない。
ヴァイオリンの演奏にも長けており、アントニオ・ストラディバリ製作のヴァイオリンを所有している。ボクシングはプロ級(当時はベアナックルの「ロンドン・プライズリング・ルールズ」から「クインズベリー・ルール」へ変更した直後)の腕前。化学実験を趣味とする。ヘビースモーカー。事件がなく退屈すると拳銃で壁に発砲して弾痕でビクトリア女王のイニシャルを書いたり、コカインやモルヒネに惑溺する悪癖があった。薬物に手を出すのはワトソンが何年もかけて止めさせた(ただし、完全に止めたわけではなく、いずれ再発する可能性があったようだ)。後年になるとこういったディレッタント風の退廃的な生活態度をやめ、野山や草木に親しむ保守的な英国紳士風の様子を見せるようになる。
大学時代に友人の父親にまつわる事件(『グロリア・スコット号事件』)を解決したことで、探偵業を志すようになり、大学卒業後に大英博物館近くのモンタギュー街で開業した。1881年(が有力とされている)、ベーカー街に引っ越す際に、スタンフォードの紹介でルームシェアの相手としてワトソンと初めて出会う。このとき、ホームズはその風采を見ただけでアフガニスタン(アフガン戦争)帰りだと見抜き、ワトソンを驚かせた。さらに、相手の用件も聞かずに、自ら確立したばかりの新しい血液検出法について熱心に語り出したことでもワトソンを驚かせた(『緋色の研究』)。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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